げぷろぐ

好きなことをダラダラ

SOSの出しかた

つらい、が言葉にできない期間が随分長かったと思うけど、最近は調子がいいので、「調子が良くない」ことを人に伝えられるようになった。

これはおかしな事だけど、要は人に少し気が許せるようになった、甘えられるようになったのだと思う。完璧主義崩壊の兆しが見えた。自分が病んでいる事自体に責任を感じて余計に心が休まらなかったのが治ってきた。

調子が悪い、休ませて欲しい、そういう時に頼れる相手がいれば(いない時もあるけど)ちゃんと言葉にして家事や育児を手伝ってもらったり代わってもらえる。私のいまの状況では。

あと、服薬している薬の種類や量、感じている効果や副作用を家族や彼氏に伝えておくのも大事なのだとわかってきた。自分ではわからない自身の情緒の変化などを教えてもらえる。

私はちょうど先週薬の処方が変わって、なんとなく付き合いづらさを感じた薬(シクレスト)と、なくなって不安になった薬(デパケン)とがあったので、明日の診察はそれを担当医に伝えようと思えた。うつの症状は思考能力を落とすので、体調の変化や薬への考え方をメモしておくのは大事だ。調子が悪いとできないのが難点。

 

同居家族に不調を伝えられるようになってよかったのは、母がハーブティーを淹れてくれた事。記事に残しておこうと思ったきっかけでもある。精神薬に頼るのはあまりよくないと考えている母なので、薬よりハーブティーやヨガを勧めてくるのだ。私は薬を今の状態でやめられるとは考えてはいないし、薬を飲むのは骨折している人が杖を使うようなものだと思う(最低限の日常生活を送るための補助的な役割を担っているもの)ので、ハーブティーやヨガは健康に自信がついたらより良い健康のためにやればいいと思っていたのだけど、少し考えが変わった。

先週、夜悪心に困っていた時にそれを母に伝えたら、カモミールティーを淹れてくれたので、それを飲んだら悪心がおさまった。久しぶりに飲む温かい飲み物は身体の緊張をほぐしてくれて、胸の気持ち悪さもなくなって最高だった。

ハーブティーを飲む、というのは、自分だけで自分の体調をコントロールしようとしていた時にはなかった発想だった。母にお茶を淹れてもらってから、毎日、冷たい麦茶から温かいルイボスティーカモミールティーを飲むようにしている。コーヒーも飲んじゃうけど。でもやっぱり、温かいお茶を飲まないより、飲んでいる方が調子がいいと感じる。

調子が悪いって、人に言ってみていいことなんてないと思ってた。自分のダメさを感じて余計に辛くなるばっかりだと思っていたけど、助けてもらえる。断続的とはいえ精神科通いも10年くらいはお世話になっている。周りもわかってくれる。わかってもらうために話す。

という、自分から小さくていいからアクションを起こす大事さってやっぱりあるなっていう話でした。