げぷろぐ

好きなことをダラダラ

断続的日記・9/11(火)

今日は先週すっぽかした病院の予約があった。起きてぼんやりコーヒー牛乳を飲んで、さて出かけるために身支度を、と思っていたところ、本日の予定を根本から覆す事態が発生した。保育園に行ったはずの息子の帰還である。

祖母(※私にとっては母)に送られ保育園に行ったはずの息子が、Uターンで帰宅し、おなかがいたいから今日はお家にいる、と私に言う。祖母は急いでいたのか私に連絡や一言などを残すことなく、家を離脱したようだった。息子が家にいるのは構わないし、私も喉風邪にかかったようだからお互い体を大事にしたい日だね、ゆっくりしたいところね、と思いはするも。

なんだけども、私は出かけないと常用している薬が足りなくなって困るので、息子も病院に連れて行くことにする。体調不良を訴えていたから、私が精神科に行くより息子を小児科に連れて行く方が急務かとも思うが、息子、家ではおもちゃで遊び、いつもと同じのんびりとした様子。

おそらくさっきまでの腹痛の訴えは最近よくある朝の登園前の憂鬱で、母も幼少期よくなっていた症状(登園前は憂鬱で腹痛や頭痛を感じるが、教室まで行くと治ったりするやつ)だと私は判断。なんだか今日は涼しいし、ついでに長袖の服でも息子用に買い足そうと思って、病院の後でお買い物に行こうかと誘うと「うん」との返事。車で15分ほどの病院までの道をゆっくりと走る。そして予約時間を五分ほど過ぎて受付を済ませた。

診察を待つ間の待合場所では持ってきたクマの小さいぬいぐるみのおもちゃで遊んだりと大人しかった息子。10分ほど待ったところで、担当医から呼び出し。

今の担当医の先生は投薬には慎重な人で、私が以前過剰服薬で入院したタイミングで前の担当医から変わって(このあたりの経緯は薬の影響で記憶が定かではなく、なぜ担当医が変わったかなど覚えていない)、依存気味だったワイパックス等は処方しない方針。以前の担当医は不安や困りごとを訴えれば強い薬をとんとんと増やしてくれる人だったのだけど、今の担当医は以前の処方薬の、特に頓服に使っていたワイパックスは使っていると希死念慮が湧くこともあるからと言って、入院前とは処方薬をすべて変えた。

毎日定刻通りに働いていた頃に使っていた薬を使えなくなって、最初こそ辛かったし、特に気分が暗くて、感情が無いのに泣くだけのマシンになりそうな時は以前使っていた頓服薬がないことがつらいと思ったけど、今は大丈夫。

と、上記のことも含め、子連れで面談している時に不穏なこと含む内容を言うのも憚られるので(3歳児というのは大人が思っている以上に色々なことをよく理解している)、医者には予約をすっぽかした時以外は調子がいいです、ただ頓服薬の服薬ペースが1日1錠くらいなので足りなくなってましたと報告して、処方量の調整を頼んで、5分くらいで診察はおわり。息子は私の膝の上でほとんど大人しくしていた。

担当の先生と息子がバイバイするのを見た。普通のお店や病院へ行った時と同じ光景。子供と精神科に行くなんてちょっとな、と、ほんのりと躊躇していた自分を恥じる。待合場所を見てても思うが、精神科なんて今時誰でも行くのだ。老若男女、パジャマみたいな格好で来る人、一人でスーツやオフィスファッションに身を包んでやってくる人もいれば、家族に連れ添って貰いながらやってくる人もいる。症状もそれらの生活への影響度合いも様々で、家庭を持っていたり子供のいる人だって当たり前にいるわけだし、私は心身を健康にして自分の生活をよくしたいと思っているから病院へ行っているわけで、内科に行くのと事情は変わらない。

処方箋を持って行くいつもの薬局では、薬局のいつもなんとなく気に入らない、定型化したホスピタリティの持ち主である薬剤師さん(と勝手に思っている)に「お連れのお子さんはあなたのお子さんですか?」と言われたことが、ちょっと腑に落ちない(単に私が子持ちに見えないだけかもしれない)。この薬剤師さんはなぜか私が担当医やカウンセラーに話した私生活のことを知っていて、それを薬を渡す際に確認してくるのでちょっと苦手意識があるのだ。

そうです、子供がいます。そして青い小さい手帳を財布の中にいつも持っていて、勉強してて、家事してて、遊んでてて、寝込んでて、ゲームしてて、プロレス見てます。そういう人だ、私は。

病院で買ったうまい棒チーズ味を食べる息子を車に乗せて、二人でパン屋さんへ。お腹が空いていたので私はパンを2個食べた。息子にと思って買ったどうぶつパン(クマの顔でチョコクリーム入り)とコーンパンは食べてくれなかった。病院の待合でいい子にしていたのでご褒美にと思って購買で買ったうまい棒、失敗だったかも。

で、GUで息子と一緒に選びつつ服を買って、疲れたけど息子が行きたがっていたアスレチックと広い芝生のある公園へ。私は体力がないので息子からしたら遊び相手としては歯ごたえがなくてつまらなかったかもしれないけど、まあまあはしゃいでいたので、気にしないことにする。そこそこに遊んで、帰宅。うまい棒しか食べない息子にお腹が空いているんじゃないかと思いパンを食べるか聞くも、やだとしか言われず。放っておいたら冷蔵庫から勝手にさけるチーズを取り出してむしゃむしゃと頬張っていた…。

それで疲れてしばらくソファに横になったり、布団に潜り込んだりしてみたけど昼寝は出来ず、結局起きて洗い物をして、夕飯を作る。涼しいので、裏庭に面したキッチンの窓から吹く風が気持ちよかった。洗い物をしている時間が好きなのは、この裏庭からの土と草の匂いのする風が吹いているおかげもあると思う。胸の中がすっと空くような気持ち良さがある。

作ったのは炊飯器チャーハン(作るのは2回目、前回よりも出来がよかった)、ニラのお浸し梅肉のせ、きのこと水晶鶏のスープ。息子に食べるか聞くも、いらない、と言われて、ママひとりで食べちゃうよ、いいの?と聞いたらいいよ!と言われた。ママ、凹む。

とまあ、長々と書いたけれどそんな感じ…。

勉強、これからしなくては。まずは顔を洗うところからだ。